
NTSC方式 | 同軸アナログHD方式 | HD-SDI方式 | ネットワーク方式 | |
画 質 | 低画質 | 高画質 | 高画質 | 高画質 |
映 像 圧 縮 | なし | なし | なし | あり |
伝 送 | アナログ | アナログ | デジタル | デジタル |
伝 送 路 | 同軸ケーブル | 同軸ケーブル | 同軸ケーブル | LANケーブル |
伝 送 距 離 | ケーブルの種類による | ケーブルの種類による | ケーブルの種類 | 最大100M |
映像の遅延 | なし | なし | なし | あり |
NTSC・同軸アナログHD・HD-SDI(同軸カメラ)
メリット・デメリット
- メリット
- 統一規格のためNTSC・HD-SDI等方式が一緒であればメーカーの異なる構成機器を組み合わせる事ができる※給電等はその限りではない
- カメラは撮影した画像情報をそのまま出力するため記録に関する設定はレコーダーで行う事ができる。
- 同軸ケーブルを接続するとすぐ画像が表示され難しい設定は不要
- 電源重畳方式の場合同軸ケーブルの配線のみで施工可能
- デメリット
- 機器構成が撮影部・伝送部・記録再生部・表示部に分かれている為、初期費用が高くなってしまう。
- 映像の確認がモニターでのみになってしまう。

ネットワーク方式
メリット・デメリット
- メリット
- 映像の高画素化が可能である
- HUBの適切な配置で配線を最小にすることが可能
- 機器の増設が容易に行える
- 監視場所の広域化が可能
- デメリット
- 映像の遅延や欠落が発生する場合がある
- 機器構成が複雑になる場合があるためメンテナンス・保守費が高額になる場合がある
- 各種機器設定が必要になるためカメラを取付だけでは映像が確認できない

クラウド方式(クラウドカメラ)
メリット・デメリット
- メリット
- 映像の高画素化が可能である
- 機器の増設が容易に行える
- 監視場所が広域である(リアルタイムでスマートフォンからの映像確認も可能)
- クラウドで映像を保存する為、記録再生部、表示部等を設置する必要がなく初期投資が抑えられる
- デメリット
- クラウド使用料が毎月かかってしまう
- サイバー攻撃等対策を行っている信頼できるサービス提供先を探す必要がある
